当研究会について
ご挨拶
代表幹事の宮崎です。
日本語教育アクティブラーニング研究会(英語名の略称ALJE)は、2015年、早稲田大学日本語教育研究科で学ぶ院生および修了生が、自発的に学びあうグループとして立ち上げたことに始まりました。
設立の趣旨は、アクティブラーニングの活動の基礎である、「主体的かつ対話的で、深い学び」を目的とするもので、詳しくは、「認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る」(2012年8月中央教育審議会答申)ことをめざした、日本語教育関連の研究活動が中心となります。
2020年のコロナウィルス感染症のパンデミックスが起きてから、日本語教育も、反転授業やオンデマンド型と同時双方向型オンライン授業が、各機関で活発に導入されています。この研究会は、単に、スキルの向上を目的とする勉強会ではなく、主体的・対話的で深い学びを主目的とする、アクティブラーニングを通じて、日本語教育の未来を予測するリサーチグループの活動をめざしていきたいと考えています。
2024年6月1日
宮崎里司(みやざき さとし)
早稲田大学日本語教育研究科教授
設立目的
本研究会は、日本語教育における主体的かつ対話的で深い学びを促すアクティブラーニングに関心を持つ人々が、その教育実践の実現を目指し、研究、議論することを目的とする。また、新しい時代のニーズや教育を取り巻く環境の変化に対応した日本語教育について議論を発展させ、国内外の多様な教育現場に還元し、貢献することを目指す。
活動
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日本語教育におけるアクティブラーニングの理念と方法論について、会員同士が水平な関係のもと、多角的な視点から自由に議論する。
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教育機関、教育分野を問わず、アクティブラーニングに関する国内外の教育実践者や研究者、および教育機関と連携し、情報交換、共同研究等に関する人的交流を推進する。
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アクティブラーニングを取り入れた教育実践の方法論を検討する場として、定期的に研究会を行う。
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ICT(SNS、教育支援ツールなど)によって会員同士の交流を深め、日本語教育の情報交換を図る。
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年次の活動内容をオンライン上で研究会の活動の成果として外部に公開する。
組織
会長 宮崎里司
運営委員
井上玲子 伊吹香織 岩崎浩与司 江森悦子 工藤祥仁 芹川佳子 田中菜見子 筒井しおり 光悦子 山本由美子 横山りえこ 李沛勳 (五十音順)