top of page
研究会情報

2023年度 第1回研究会

2023年5月14日(日)

*第1回は日曜日開催です

14:00-16:00(日本時間)

参加費無料

Zoomにて開催​​

2023年度 第1回研究会
「授業でアクティブラーニングを
促進/阻害する要因を考える」

日時:2023年5月14日(日曜日)14:00-16:00(日本時間)
場所:オンライン(Zoom)上のリンクから参加登録を行ってください

 

〈発表者〉
芹川佳子(東京大学)

 

〈発表要旨〉
今回の研究会では、芹川佳子(2022)「フランスで日本語を専攻する大 学生が年度によって会話の授業でおもしろいと感じる活動が異なる要因:活動に対する評価と学習スタイルの分析から」『言語文化教育研究』20, pp.96-115から着想を得て、皆さんの学習経験や教授経験も振り返りつつ、アクティブラーニングを促進する/阻害する要因について議論します。

 

【論文要旨】
フランスの地方都市の大学で日本語を専攻する大学2年生を対象にした日本語応用会話の授業で,アクティブラーニングの技法が異なる一回完結型の活動を行った。どの活動がおもしろかったかを学習者が評価したところ,2017年度(A群)と2018年度(B群)でおもしろかったと評価する活動が異なった。また,A群は活動のおもしろさの平均値が徐々に下がるが,B群のおもしろさの平均値は,最初から最後までほぼ同じ水準だった。日本語学習に関する学習スタイル調査の結果,B群はたくさんの人と話しながら学ぶことを好む傾向があった。B群は活動形態にかかわらず,周囲のクラスメイトに助けてもらうことが期待できるため,活動のおもしろさの平均値が下がらなかったと考察される。


皆様のご参加をお待ちしております。
 

ご参加をおまちしております
bottom of page